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文学を通じて見えるもの、学ぶこと。
-芥川賞受賞作家 吉目木先生×学生 対談

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(左から)柳原夏波さん(舟入高校出身)、小平明穂さん(広島観音高校出身)、岩井梨佳子さん(島根県立益田高校出身)

  • 吉目木大学に入ってみて、中学高校時代の授業と変わった点は何でしょう?
  • 柳原大学では学生が主体的に勉強していく感じだな、と思います。高校までは先生の話を聞くだけだったのが、大学では課題とかあって、自分で調べてそれを元に授業が進んでいきます。
  • 小平大学に入るまでは受動的に受ける授業が多くて、覚える、知識詰め込み方だったのですが、大学では自分から発信することから授業が動いていきますね。
  • 岩井グループで発表し合って、意見を出し合い、互いに新しい事柄を発見するというのは大学に入るまでは、ほとんど経験できなかったことです。
  • 吉目木私は楽しくなければ文学ではない、と考えています。これは文系の中で、文学部の特徴だと思います。私は法学部の出身ですが、法学部や経済学部で、楽しくなければ学問ではない、という言い方はしません。ゼミではなるべく縛りをかけず、近現代小説、映画、翻訳小説も許容しています。大事なことは自分が面白いと思える、興味がある、ということ。調査研究でも面白いと思えば、勉学の工夫も楽しみに変わります。日本文学科は面白さ、楽しさの受容範囲を広げる場です。子供の頃を振り返ってみても、最初は親に絵本を読んでもらい、その後、童話や昔話、漫画、ミステリー、映画と、面白いと感じられる範囲が広がっていったでしょう? 文学部はその範囲の拡張を加速させます。
  • 柳原本が好きで日本文学を志望したのですが、作品を読むだけでなく、表現の仕方など様々な考察することで、面白さが広がっていくなぁ、と実感しています。
  • 小平日本文学科に入って、日本の小説だけでなく、言語学や中国文学、文化など興味の持てる範囲が広がりましたし、一つの作品の解釈を深めていくことで面白さが深まって来たと感じます。
  • 岩井近代の古典的作品なども読んでみるのですが、読んでも字面だけを追ってしまうことがあるので、自分が面白いと感じられる作品を見つけ出し、向き合うことが、まず大事だと思っています。
  • 吉目木面白さ、楽しさの受容範囲が広いのは、実社会に出てから重要な資質になります。かつての企業は「消費者のニーズに応えろ」としきりに言っていました。「必要=必需に応えろ」ということです。でも、日本のような世界の最先端の先進国は、それだけでは未来へ進めません。現代の企業はニーズだけではなく、さらにその先の「ウォンツに応えよう」と必死になっています。「望みに応える」「願いに応える」ことです。必需品だけを提供していけば発展できる社会ではなくなっています。「望み」や「願い」を見つけるには、面白さ、楽しさを発見する瑞々しいセンスが必須です。学生が本学での学びを通じて、そのセンスを身につけて欲しいと思います。それは、これからの社会に出て行くときに、最大の武器になるからです。

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吉目木 晴彦 教授

(2014年4月、安田女子大学文学部日本文学科に着任。近現代文学を専門とし、文学作品においては新人文学賞の受賞に続き、のちに映画化された「寂寥郊野」で芥川賞を受賞。)

広島県内でトップクラスの合格率を誇る教員採用実績―教員採用試験合格体験を聞く会

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 本学独自の教員養成教育のもと、国語教員の実践力を目指した指導体制により、中国地方5県をはじめ、全国各地に数多くの教員を送り出しています。平成27年度の教員採用試験(広島県・市)では、12名の現役生が国語教員として合格。卒業生を含め、合計16名の合格者を輩出しています。例年、採用試験に見事合格した学生が、合格までの道のりについて後輩たちにアドバイスをしています。

日本文学科の学びで、国際化する地域社会に貢献し、自分自身の成長を実感! 「日本語教育サークルJFL」

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 私たちは、大学付近の公民館で、外国人に日本語を教えています。文法論や音声学といった専門教育科目での学びを生かし、準備して臨んだ授業で 学習者に理解してもらった時の達成感は格別です。活動の中で、日本人が見落としがちな日本の言葉、文化を見つめ直し、外国の文化、言語とも触れ合うことができます。教えることの難しさと楽しさを経験しながら、日本語の教授力をつけています。

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